現在、慶應義塾大学では、「書物」を対象とした新しいオンラインコースを制作中で、2026年秋に公開予定です。

書物は、その内容のみならず、別の視点からも読み解いていけることをご存じでしょうか。
書物を「テキスト」としてだけでなく、時代を越えた、そして文化によって形づくられてきた「物質的な存在(オブジェクトと、そのマテリアリティ)」として読み解いたとき、どのような‘物語’が見えてくるでしょうか。
慶應義塾大学では、これまでにFutureLearnで提供してきた「書物」に関するオンラインコースが合計4つあり、いずれも多くの受講生からあたたかい反響をいただいております。
これまでの成果を踏まえ、現在、私たちは大英図書館(British Library)ならびにケンブリッジ大学(Cambridge University)と共同で、さらに敦煌研究院の協力のもと、新しいコースを開発しています。
この新しいコースでは、敦煌文献を中心に、書物をその物質性(マテリアリティ)の観点から探究していきます。書物の物理的な特徴に目を向けることで、書物は単に文字情報を伝える媒体(メディア)ではなく、さまざまな技術を反映し、また、文化交流の広がりを映し出す存在であることが見えてきます。
本コースが皆さまに新しい学びと発見をもたらし、書物を物質的な存在(オブジェクトと、そのマテリアリティ)として捉えるきっかけになればと、現在、鋭意制作中です。
なお、この新しいコースの公開(2026年秋)までの間、既にFutureLearnで公開されている書物に関するコース(合計4コース)をどなたでも無料でご受講いただけます。
書物が秘めるさまざまな物語に触れながら、次のコースへの「旅」の準備を始めていただけると、大変嬉しく思います。
以下、現在公開されている書物に関するコースのリンク先となります:
古書から読み解く日本の文化: 和本の世界
https://www.futurelearn.com/courses/japanese-rare-books-culture-j
古書から読み解く日本の文化: 漢籍の受容
https://www.futurelearn.com/courses/japanese-rare-books-sino-j
古書から読み解く日本の文化: 和本を彩る和紙の世界
https://www.futurelearn.com/courses/japanese-book-paper-j
旅する書物:日本とヨーロッパの歴史のなかで